利用者さんからのメッセージ

元気になり、社会に戻る勇気をもらえました

わたしは昔から社会で暮らしていくのに大切なのは、ひとのやさしさや人間味だと感じています。
思いやりであったりやさしさであったりが生きていく上で、いろんなことに出会っても支えになると思っています。

社会に出てすこし悩んでいたわたしはWow!で確実に元気にしてもらえたし、社会に戻る勇気をもらいました。
いろんな充実したプログラムで、豊かなしあわせな体験を積むことで、またがんばっていく元気がつくかもしれませんよ。

わたしも元気になれたので、あなたにもきっとなにかいいものが見つかるのではと思います。
少しだけ勇気を出して、一緒に自分のペースですすんでみませんか?

 

なかなかやるじゃん自分。そう思えるようになりました

初めての日。どんなところか、どんな人が何をやっているのだろうか。
どきどきしました。勇気をもって階段を上がりドアを叩いてみました。

すると「ようこそおいでくださいました」
別れるときは「お会いできるのを楽しみにしています」と言われました。

コロナ禍のため対面で人と話をする機会が激減していました。
「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」
マスク越しではありますが、人の顔を見てあいさつするだけでもいいなと感じた当時のことを思い出します。

ごく些細なことでも、例えば片づけをするなどやって当たり前のようなことに対して
「ありがとうございます」と言われます。感謝されるととても嬉しいです。
少しでも何か出来たら「良いですね」「すごいですね」「上手ですね」と誉め言葉をいただけたりします。普段あまりもらえないので嬉しいです。

面談などでゆっくりお話しできる機会もあります。
「そうだね」「そうなんだね」と話を聞いてもらいました。
私は「聞いてもらえた」「理解してもらえた」と感じました。
勇気が出るというか、話しても大丈夫なのだと思えました。

今まで自分はいかに人の話を聞いていなかったのか、自分の話を人に聞かれなかったのかと思いました。元プロ野球選手で監督もされた野村勝也さんは「人の話を聞く」のを大切にされていました。

事業所には明るい雰囲気があります。窓が大きく物理的に明るいというのもありますし、そこにおられる人も基本的に明るい性質の方々です。

ボードゲームの達人がおられます。たくさんのボードゲームで遊べます。楽しい時間を過ごしてきました。たくさんたくさん笑いました。

スポーツができます。「モルック」です。12本のスキットルを当てていきます。1から12の番号が書いてあり、倒れたスキットルの本数、または倒した一本のスキットルの数字で得点を加算していき50点先取した人(チーム)が勝ちです。気軽に楽しめて気分もすっきりします。

受け入れられていると感じる時間を重ねていくと、こんな私でも大丈夫だと思えるようになってきます。自己肯定感が高まるっていうのですかね。様々な経験を通じて自信がもてるようになってきます。新しいことに挑戦してみようとかそういう意欲が出てきます。なかなかやるじゃん自分。そう思えるようになりました。

どこかで聞いた話です。
プラスの言葉(つまりプラスのストローク)は、プラスの言葉を使うと言う人も言われる人も良い気持ちにする。良い言葉は良い行動につながるそうです。

逆に、マイナスの言葉(マイナスのストローク)は悪いように人に伝染するそうです。

元気のエネルギーがいっぱいたまってきたら、学校や職場や家庭で今度は人にプラスの言葉を発することのできる人になってきます。そういう人になりたいし、そのような良い環境に身を置いて生活していけたらいいなと思います。

これまで果てしない長いトンネルの中を進んだり立ち止まったりしながら静かにゆっくり歩いて来たような気がします。自分一人では乗り越えられないような苦しいこともありました。人との出会いがあり支えがありました。また光がさし列車に乗り今度は旅を共にしているようなものでしょうか。

好きなこと、得意なことを引き出してくれて、その力を発揮する機会を与えてくれるところ。拒否せずに受容してくれるところ。
困ったことがあればできる範囲で助けてくれるところ。

おいしいスパイスカレーを作っているところ。
おいしいスパイスカレーが食べられるところ。販売しているところ。

香辛料(スパイス)の香りが人に元気を与えてくれます。
バターを弱火で温めた鍋にグローブ、カルダモン、ターメリック、ガーリック、ショウガなど香辛料の香りが立つ瞬間が大好きです。木曜日は楽しい雰囲気の中でカレーを作ります。カレーに用いられるスパイスは漢方薬にも使われているものも多いそうです。カレーを食べると血流改善と健康増進につながります。だから体がぽかぽかしてパワーが出るのですね。

それから、おいしいコーヒーが淹れられます。焙煎豆をガリガリとハンドミルしたときの香りの立つ時間に癒されます。ハンドドリップで入れたコーヒーを「おいしい」と言って喜んでくださるのが嬉しいです。専門店取材がきっかけで豆の生産地、収穫方法、焙煎、粉砕、抽出方法などにも興味がわき、本を読んだり動画を見たり、カフェ通いを楽しみ、コーヒーケトルを購入し家や事業所でおいしいコーヒーを淹れる方法を追求しています。

コーヒーにはポリフェノールが含まれています。健康に良い効果があるそうです。また、カフェインの覚醒作用により頭をすっきりさせて集中力を高める効果があります。朝や昼食後、気分転換にぴったりだと思います。但し、コーヒーと相性の良い甘いものの食べ過ぎには注意が必要です。体重が増えました。笑。

そして「あなたのまちにしのみや」の発刊。
タウン情報誌の企画、取材、まとめ、校正、西宮流ブログを掲載することができます。初めての取材時は緊張しましたが、スタッフさんがサポートしてくださいますので大丈夫です。良い経験になります。協同作業しながら自分の活躍できる場面、好きなこと得意なことを見つけ能力を発揮できる機会になります。

今日行くところがある。
会いたいと思う人がいる。
やりたいと思うことがある。
あなたを必要としている人がいる。
あなたを必要としている場所がある。

誰かの役に立つ喜びを感じられる。
新しい人とのつながりがある。

居心地のいいところ。面白い人たち。
優しい人たち。いつもありがとうございます。

 

カジュアルな寄り添いで人に頼る抵抗感に変化が生まれました

私はパニック障害で、これまで転職を繰り返してきました。長く健全に続けられる働き方が自分にもあるのかどうか、いつも一人で悩み、不安でした。

今はwow!で、タウン誌作り、ボードゲームで人との交流など、色々なチャレンジをしています。
自分の興味や好きなことを日々、再発見しながら、体と心が少しずつ元気になっているのを感じています。
なによりも、スタッフの方々がとてもあたたかく、カジュアルに寄り添ってくれます。

私は以前、他人に頼ることに対して、強い抵抗がありました。
でも今は「誰かに助けてもらうことが、誰かを助けることにつながる」と思い、その循環を大切にしたいと思っています。

 

タウン誌作りで得意なことを担当し、やりたい事がみつかりました

将来のことを考えると不安でとても苦しかった時にWow!に来ました。
ボードゲームやモルックなどやったことがないことをやれて楽しいです。
テレビで観て、やってみたかったボードゲームにすごくハマりました。
趣味である野球の話ができるスタッフと毎日話せることもいいです。
好きな話ができて嬉しいです。

Wow!の特に良いところは、大学のサークルでカメラをやっていた自分に、タウン誌の撮影係を任せてくれることです。

Wow!に来るまではやりたい事なんてなくて進路を考えると辛かったけど、撮影係を担当して、カメラの仕事がしたいと思うようになり、Photoshopの勉強も始めました。
カメラが好きだった祖父の気持ちを継いでカメラマンの仕事ができるように頑張りたいです。